

道の駅おがわまち 和紙展示室

2025年6月、「道の駅おがわまち」が新しく生まれ変わり、
「手漉き和紙と有機の里」をコンセプトにリニューアルオープンしました。
伝統工芸である「小川和紙」の魅力をより身近に感じられるよう、体験や販売のスペースも充実。
ユネスコ無形文化遺産に登録されている「細川紙」の実演見学や、
紙すき体験を楽しむことができます。
私たちは今回、「道の駅おがわまち」内にある伝統工芸施設の一部である和紙展示室にて、
什器のデザイン・製作を担当しました。

この和紙展示室は、ユネスコ無形文化遺産「細川紙」と、
地域に根ざした伝統工芸「小川和紙」を紹介するための施設です。
私たちは、来場される方が和紙の魅力をより身近に感じられるように、
また、和紙そのものの美しさが引き立つように工夫を凝らし、展示什器のデザインを行いました。
【入口サイン】
和紙職人さんが什器のために漉いてくださった和紙を使用。
小川町の川と山がモチーフになっております。

【和紙展示什器】
~小川町で漉いた和紙を展示する什器~
小川町産材を使用してほしいと言うご要望があり、
小川町産材のスギ、埼玉県産材のスギとヒノキを使用。

~木のデザイン什器~
より木の可能性を見せるための什器となっており、木の展示品のような什器にしました。
あえて什器にデザインをし、和紙だけではなく、什器も見てほしいと言う想いが込められています。






こちらの和紙展示室は、歴史にふれ、学べる場所となっており、
地域ごとに異なる紙の特性や用途を紹介する展示や解説パネルを通して、
伝統の中に息づく「知恵と工夫」を、自分の目で確かめることができます。
子どもから大人まで楽しめる内容で、生涯学習の場としてもぴったりです。
伝統と技術、そして人の手のぬくもりを、親子で一緒に感じに来てみませんか?
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。