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「Tree to Green 創業10周年イベントを開催」
2023年9月22日、株式会社Tree to Green創業10周年を記念したカクテルパーティを
渋谷ヒカリエ11階『シアターテーブル』にて開催。
約150名のみなさまの前で弊社が歩むべき、これからの姿をお披露目しました。
冒頭、約7分間にまとめた10年間の社史ムービーを上映。
これまで手掛けてきた『木曽おもちゃ美術館』や『エトワール海渡』のオフィスといった木の空間、
また保育園向けにしている活動などを、ご紹介させていただきました。
トークセッションでは『東京おもちゃ美術館』館長 多田千尋様、
『一般社団法人more trees』事務局長 水谷伸吉様をゲストとしてお招きし、
弊社代表青野裕介が、ファシリーテーターとして登壇させていただきました。
多田様のお話としてはこれまで弊社と共に手掛けてきたおもちゃ美術館やキッズスペースを事例にし、
木に包まれた空間がもたらすリラクゼーションなどのプラス効果、
地域との協創、地元に愛される空間などをテーマにお話いただきました。
水谷様は、『一般社団法人more trees』で、
森づくりをしながら事業活動にシナジーを生んでいる事例のほか、
長野県木曽町にて弊社と共に進めている森プロジェクトについてご紹介いただきました。
会場横では、これまでにローンチした商品やサービスを展示。
会社として初めて発売した商品・間接照明の「TAKIBI」、「木曽生活研究所」、
ろくろ細工のお皿「wood-en」、木育ワークショップキット、木曽檜合板の家具、
Good Toy Awardを受賞した「ますつみき」など。
ここは、会社の歴史を表す思い出深いブースとなりました。
会場内のテラスでは、カンナ削りのワークショップを実施。
木曽職人のもと、樹齢300年の天然木曽の檜と、5、60年の人工木曽檜の二種類を持ち込み、
カンナ削りをゲストのみなさまにご提供。
檜の良い香りが広がっていましたが、天然と人工の香りの違いについての感想や、
実際に体験された方からは、
「最後まで途切れる事なく木を削ることは思ったよりも難しく、改めて職人技の凄さを感じました」
とのコメントをいただきました。
削ったカンナは入浴剤として、お持ち帰りいただきました。
【会場の様子】
【代表青野の挨拶】
挨拶冒頭、青野裕介からは、
これまでお世話になってきた皆様が一堂に介している当日の景色が「夢のよう」と、
感謝の意を述べさせていただきました。
これからも空間づくり、モノづくり、コトづくりなど、様々な活動を通じて、
木と地域をつなぎ、森林や木が身近になるように努めていく思いと、
これからもご来場の皆様と共に、森林を中心とした環境課題解決への取り組みを進めていく決意をお伝えさせていただきました。
ゲストの皆様には感謝の気持ちの記念品として、
木曽生活研究所の「木曽の檜でつくったアロマフック」とカンナ削りで作成したアロマ材をお渡し。
代表青野コメント
「株式会社Tree to Greenは2023年7月に創立10周年を迎えることができました。
ひとえに皆様のご支援ご協力の賜物と、心より御礼申し上げます。
当社は環境ベンチャーとして2013年に創業しました。
諸外国の森林が減っている一方で、日本の森林が活用されていない状況を憂い、
主に都市部での国産材の活用を推進してまいりました。
創業当時と比較すると、木材が積極的に活用されるようになり、
国産材が使われないことが課題だった時代から、
よりサスティナブルな森林活用を考えなければならない時代になっています。
当社としても、森の営みとは何なのかをこれまで以上に深く考え、
森林・木材のありがたさを感じ、そして届けてまいりたいと思います。
今後も、木とともに人が成長する社会に向け、皆さまと共に挑戦をして参りたいと存じますので、
変わらぬご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。」